僕も主役になりたかった……
2026/6/12
『風前の灯火なんて言わせない! 着物の逆襲』を書いていたら、1980年のサントリーREDのCMを思い出した。 和服姿の大原麗子が、「すこし愛して、なが〜く愛して」と甘えるように語る。 勝 ...
バイオリンは、うまくならなくていい!
2026/6/8
バイオリンを始めて15年になる。 胸を張れるのは年数くらいだ。最初の2年は教室に通ったが、肩を痛めて3年間休業。その後は独学。最近は「毎日10分」がやっとである。 だから当然、うまくならない。 でも最 ...
怒りの時代の「品質検査」
2026/6/5
最近、テレビやSNSを眺めていると、批判そのものがひとつの娯楽になったような気がする。 誰かを叩く。 みんなで叩く。 そして、もっと叩ける材料を探す。 まるで町内の井戸端会議に拡声器と高 ...
大分市中心市街地の未来図 ― まず羅針盤を定めよう!
2026/6/2
大分市が公表した22街区・54街区の利活用アイデア募集には、12の提案が寄せられた。 どれも熱意にあふれ、街を良くしたいという思いが伝わってくる。 しかし、「一番良い案はどれか」と問われると、答えるの ...
取り扱い注意? 和田誠『倫敦巴里』を送ります
2026/5/28
グラフィックデザイナーの娘へ。 『倫敦巴里』を手に入れた。本を開くと、和田誠さんが、「はい、ここ笑うところですよ」とウインクしてくる気がする。あの軽やかさには、あなたもきっとすぐ仲良くな ...
シンガポールではまった料理、バクテーがもうすぐ嫌いになる訳
2026/5/26
妻が作った、四度目のバクテー。 薬膳スープで、トロトロに煮込まれた豚リブ。味も食感も、僕がシンガポールで完全に虜になった料理だ。 94歳の義母も、この料理には目がない。 やわらかな肉をほ ...
震度5強の夫、耐震訓練を始めました
2026/5/22
年を取ると、人はなぜキレやすくなるのか。 どうやら原因は“加齢”というより、体内のどこかにある謎のスイッチらしい。 ある日突然、テレビに向かって文句を言い始める。 しかも厄介なのは、地震 ...
淡竹採りの朝、私はイタリア人になった?
2026/5/21
早朝から淡竹採りで、しっかり汗をかいた。 帰宅して朝風呂へ直行。湯船の中で「これぞ大人の休日」と、ひとり悦に入っていたら、今度は自宅前で水道管の盛替え工事が始まった。 すると、元ゼネコン ...
風前の灯火なんて言わせない。着物の逆襲
2026/5/18
5月10日、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が、ふらりと「銀座もとじ」の暖簾をくぐった。 世界のトップが着物屋に現れるとは、着物の神さまも「そろそろ日本も本気出せや」と笑ったに違いない。 &nb ...
嗅覚が消えた!人生の味が増えた—75歳が受け取った思いがけない贈り物
2026/5/11
「ジャスミンの花の匂いが感じられないのです!」 思いのほか大げさな訴えになった。だが、医師は落ち着いたものだ。「それは大変、診てみましょう」。診断は、慢性の鼻腔炎症による嗅覚障害。なるほど、世界は静か ...