Uncategorized

自分の性格に合うLDK間取りの見つけ方

くつろぎ・癒し・団らんが上手くいかないのはLDKの間取りに原因。ママの性格や生活スタイルに合わない環境はストレスが溜まり、ママから笑顔を奪います。今回は、自分の性格に合うLDK間取りの見つけ方を詳しく説明します。

LDKの4つの機能

LDKの重要な役割は、家族の絆と心身の安全基地をつくることです。そのために、LDKには「団らん」、「癒し」「憩い」、「くつろぐ」の4つの機能があります。

「団らん」

「団らん」とは人が集まり、車座になって楽しく過ごすことです。その目的は仲間や家族の絆づくりです。
絆を深くするには、団らんの頻度を多くするだけでなく、会話をしながら一緒に作業することが大切になります。
協働作業の例は、作って食べる、家事、ゲームする、祝う、歌う、家族の話を聴く、などがあります。お互いの目線が合うことがポイントです。

「憩い」

「憩い」とは、しばらくの間、仕事から解放されて、自由な時間を楽しむこと。休憩することです。

憩いの例は、勉強・自宅ワーク・家事などの休憩タイム、ストレッチ体操、庭先や縁側でのティータイム、昼寝などがあります。リフレッシュが憩いの目的なので、短時間が基本です。

第1の居場所が家庭、第2は学校や職場。第3の居場所で有名になったのが、スターバックスコーヒーです。

「癒し」


「癒し」とは、心身の疲れや悩み、苦しみを何かに頼って解消したり、和らげたりすることです。

家での癒し例は、友人に話を聴いてもらう、趣味に没頭する、ビデオで思いっきり泣く、眠るなどです。家外での例では、仕事に集中する、好きなものを食べる、非日常の世界を体験する、自然や動物と触れ合うなどがあります。何かに依存することがポイントです。

「くつろぐ」

「くつろぐ」とは、仕事や心配事を忘れて、ゆったりと心身を休めること。楽な服に着替えて、気兼ねなくのんびりとすることです。

「くつろぎ」の例は、何もしないでいる、テレビを見る、お茶やお酒を飲む、読書、趣味などです。くつろぐ場所は、リビング、個室のベッド、浴槽の湯船の中、ダイニング、トイレ、バルコニーなどです。
くつろぎの空間のポイントは、家族の視線が合わないように工夫することです。

 

LDKへの要望は、人それぞれ

LDKの役割は、家族の絆と心身の安全基地づくりですが、性格によって要望内容や度合いが異なります。
家族の絆づくりでいえば、強い絆から弱い絆まで、求める絆が違います。また、心身の安全基地、つまり居場所も家庭内だけではなく、家庭の外に求める人もいます。

現在、SNSよって社会は家庭を飛び越えて、直接、個人とつながるようになりました。その結果、家族の知恵が活かされない「個人ファースト」が広がっています。加えて、経済効率主義に支配されれば、家族は家族自身で守るしかありません。そのためには、コミュニケーションと家族としての機能が不可欠になります。その舞台がLDKなのです。

では、自分たちに合うLDKのカタチとは、どんなものでしょうか?

性格に合うLDK間取りの見つけ方

イエケンの考え方

自分の性格に合ったLDKの間取りを知るには、住み手の価値観とLDKの機能特性とが合致するかをチェックし、確認することが重要です。そのために、住宅のLDK特性(機能)と、住み手の性格・価値観を測る項目、つまりチェック項目が同じ意味になるように設定します。
今回は、4項目でチェックする方法を紹介します。この方法は、はやく、うまく、簡単に知りたい時に便利です。

イエケンの仕組み

上の図は、性格とLDKの機能特性を2つ軸で、表したものです。
性格分析の軸は、「外向・内向」と「情緒重視・機能重視」です。この分析によって性格は9タイプに分類されます。性格志向として使うのは「にぎやか派」、「穏やかは」、「爽やか派」の3つです。

軸の一つをLDK機能特性「コミュニケーション・一人が好き」に置き換えます。これと性格志向を重ね合わせると、「団らん派」「憩い派・癒し派」「くつろぎ派」に分類できます。

これによって、ダイニングとリビングの役割が明確になり、性格に合ったLDKのタイプ・形が判ります。
また、「複雑カジュアル・シンプルクール」「軽快・重厚」を加味することで、LDKの雰囲気が掴めるようになります。

 

LDK分析の事例紹介

人の性格と空間特性の適合性を「見える化」にしたイエケンの「LDK分析」の事例を紹介します。

LDK分析の結果

ママの性格は「にぎやか派」で、楽しいことが大好きな好奇心旺盛タイプです。変化を求めてパーティを開き、人脈のネットづくりが得意な「団らん派」です。
一方、パパの性格は、家族を大切にする「穏やか派」「憩い・癒し」の堅実タイプです。

ママに合うLDKの間取り

ママに合うLDKは、ダイニングを中心としたワンルームタイプです。料理が苦手のママは、家族と一緒につくるホットプレート料理を好みます。ダイニングとテラスを一体にしたアウトドア感覚の食事ができる「DK・L」のプランで、食事の場所を変えることができます。
「日々の変化」を実感できるように、ダイニングキッチンにはトップライトを設け、パパの居場所として、半独立の書斎兼リビングを作りました。

まとめ

家づくりの成功条件は、ママの性格に合うLDKの間取りを見つけることです。そうすることで、ママが喜ぶ「団らん」「憩い」「癒し」「くつろぎ」を作り、育てやすい環境ができるのです。
ママの笑顔はもちろんのこと、家族の「絆」と「安全基地・居場所」をつくっていく舞台がLDKです。

イエケンの「LDK分析ツール」を使って、ママの笑顔が絶えないLDKを見つけてみませんか。

なお、この記事を書いている私は、一級建築士歴40年、コンサルタント歴20年、2015~2020住宅雑誌「月刊住宅ジャーナル」でコラム連載、家づくり生活向上研究会を主宰しています。

-Uncategorized

© 2026 イエケンブログ