成功の
家づくりは建てたら終わり、でも生活改善は生涯続く。行き過ぎた資本主義やモラル破壊が進むと生活問題は深刻化します。生活改善の成功には、意識改革より改善行動を促す家づくりが実践的で有効な手段となります。今回は、模様替えを含んだ生活改善のため家づくり改革!成功するための7つの必須要件について説明します。最後まで読むと、自分に合う生活改善の基本方針が掴めます。
目次
家づくりは住宅を建てたら終わり、生活改善は生涯続く
家づくりは、家族の豊かで楽しい暮らしを実現するための舞台を作ることです。注文住宅を建てる際のプロセスは、「営業活動・仮契約」、「設計・積算・本契約」、「建築工事・引き渡し」、「アフターサービス・1年検査」の4つのステップに分かれます。
顧客の立場から見ると、「家づくりの準備」、「立地・業者選定」、「業者委託(設計・積算・本契約・工事・引き渡し)」、「新生活の準備・スタート・1年検査」の4つの段階を経ることになります。
一方、一度家を建てた後も、生活の改善は続きます。なのに、生活改善を目的とした住宅・家づくりがないのが不思議です。もし、こんな家づくりがあれば、将来のライフスタイルや変化に合わせて間取りを柔軟に変更できるようになり、より快適な暮らしを実現することができるのに・・・。

想定外が起こる時代の家づくり改革
そもそも、人は生活をより良く、より幸せに、より満ち足りたものにするために家を建てます。家族の構成や高齢化などによって生活の問題は大きく変化します。特に、生成AI技術の進化やイデオロギー・民族対立などによる急激な経済悪化は、生活問題に大きな影響を与えます。
家づくりは、このような生活問題を改善するための有効で実践的な手段となります。言い換えると、生活改善を目的にした家づくりは、想定外の事態が起こりうる時代の潜在ニーズを先取りした革新的な住宅・家づくりになります。
生活改善を住宅・家づくりで解決する仕組み
生活改善を成功させるためには、意識改革よりも、具体的な改善行動を促すことが重要です。最適な方法として、フォッグ博士の行動変容理論「モチベーションよりも行動の容易性が人を動かす」があります。これに基づくB=MAPモデルの採用が有効です。
B=MAPモデルによれば、生活改善の成功には、意識改革よりも、改善行動を促す生活空間(住まい)を整えることが重要です。例えば、家族が顔を合わせたり、声を掛け合ったり、手伝う機会を増やしたい場合は、台所を家族が必ず通る動線上に配置することで効果が期待できます。

※模様替え:家具の配置やインテリアの変更、什器備品の更新
※改築工事:床面積を変えない、間取りの変更、設備の更新
生活改善のための家づくりプロセス改革
このテーマには、目的である「生活改善」と、実現手段である「家づくり」があります。この2つをつなぐのが「改善行動の容易性」です。さらに、それぞれには計画(P)、実行(D)、評価(C)、対策(A)の4つの段階があります。特に、顧客自身、つまり夫婦だけで行う「計画」が、このテーマの成功を左右する最も重要な段階となります。

計画段階の作業内容と手順
生活に対する不満は、人それぞれで異なります。まずは、性格診断を行い、夫婦それぞれの性格や価値観、深刻度の違いを知ってから進めます。
以下は、夫婦だけで行う計画段階の作業手順です。
1,生活不満をワークショップ方式で洗い出す
2,改善したい生活場面をビジョンとしてまとめる
3,生活改善ビジョンをB=MAPモデルで実現化

・改善行動の明確化と容易化
・間取り、インテリア、家具、什器備品の見直し
4,予算の組み立て
5,家づくりの工程表作成
6, 生活改善構想・要望書の作成
生活改善の家づくり改革成功の7つのポイント
本プログラムは、有用性と使いやすさを重視して継続的な改善を目指す手法です。そのために、目標達成に向けて効果的に活用できる「PDCAサイクル」のフレームワークを採用しています。

以下に、生活改善の家づくり改革を成功させる7つの要件をあげました。
(1)住宅の専門知識が少ない素人でもできる
(2)新生活開始には、目標とする生活場面が不可欠
(3)満足度調査などで目標達成度が測定できる
(4)立地、住宅、業者選択の判断基準が身につく
(5)建設期間中に、改善活動の試行・評価ができる
(6)作業通して、改善へのモチベーションが高まる
(7)健康、夢、家族関係、お金の悩み改善に適用可能
このプログラムは、生活改善を目的とし、具体的なステップを踏むことで効果的に新しい生活を築くことができます。
まとめ
生活改善のための家づくり改革!必然性と7つの成功要件について、以下にまとめました。

1.生活改善の家づくり改革の必然性
・家づくりは、家族の豊かで楽しい暮らしを実現する手段
・家づくりは建てたら終わりだが、生活改善は生涯続く
・想定外の時代に向けた家づくり改革が不可欠
2.生活改善のための家づくりの仕組み
・フォッグ博士の行動変容理論B=MAPモデルを活用
・改善活動を促し誘発させる生活空間に変える
3.家づくりプロセスの改革
・計画、実行、評価、対策のPDCAサイクルを採用
・生活不満の洗い出し、改善ビジョンの設定
・B=MAPモデルでの実現手段のアイデア出し
・予算組み立て、工程表、要望書作成
4.成功のポイント
・専門知識がなくても実施可能
・新生活の目標設定が不可欠
・満足度調査で効果を測定
・立地や業者選定の判断力向上
・建設期間中に改善活動を評価
・改善へのモチベーションを高める
・健康、夢、家族関係、お金の悩みに応用
次の予定記事です。
「住宅の価値観を変えるだけで、家づくりも家族づくりもうまくいく」