
多くの人たちが住まいの悩みだけでなく、家族関係・子ども教育・自分の時間・仕事などの悩みを抱えています。でも、それを実現する家づくりの方法があることを知りません。今回は、悩みが解決する理由と方法、成功のポイントを詳しく紹介します。
目次
誰でもが望み、叶えたい2つのこと
暮らしの中で、人は誰でも、望み叶えたいものが2つあります。一つは悩みを減らし、解決すること。もう一つは本能的な欲望を手に入れることです。
悩みを減らす、解決すること

引用:よい家計【年齢別・男女別の人生の悩みやストレスの有無と原因や理由】
年齢別の人生の悩みやストレスの原因は、10代では「学業・進学・受験」や「友人関係」。20代では「仕事」「結婚」「恋愛」「家計」など。
30代では「妊娠・出産」「仕事」などです。40代では「仕事」「子どもの教育」「家計」など。
50代では「仕事」「家族の病気・介護」「家計」など。60代以降は「自分の病気・介護」が悩みの原因です。
全年代を通じて「家族関係」や「生きがい」が人生の悩みとなります。
これらのひとつが住まいの悩み。それにしても、マイホームとは、何と高価な悩み解決の方法でしょうか。
本能的な欲望を手に入れたい

幸せの瞬間とは、本能的な欲望を手に入れた時ではありませんか。この欲望が手にはらなければ、本当の「家」とは言えないのかもしれません。
以下に、現代広告の心理技術101(ドルー・E・ホイットマン著)の中で、生物学的にプログラムされている「生命の8つの躍動」を紹介します。
① 生き残り、人生を楽しむ、長生きしたい
② 食べ物、飲み物を味わいたい
③ 恐怖、痛み、危険を免れたい
④ 性的に交わりたい
⑤ 快適に暮らしたい
⑥ 他人に勝り、世の中におくれを取りたくない
⑦ 愛する人を気づかい、守りたい
⑧ 社会的に認められた
この2つが手に入る家を建てたい!
家の外で、どんなトラブルやストレスが起こっても、帰りたくなる家って、「ストレスが減らせる」「悩みを解決してくれる」「幸せを感じる」住まい、家ですね。
家を建てる人・買う人は、その住宅が「自分のために何をしてくれるのか?」「自分の生活をいかに、よりよく、より幸せにしてくれるか?」と考え、判断するのは当たり前のことです。
住まいの悩みだけを解決する住宅なんて、意味がありません。
なぜ、理想の家を求めない?

これまでは、住まいの悩みを解決するだけで十分でした。しかし、「自分ファースト」が当たり前の現代では、自分を幸せにしない家には、お金を出さなくなります。
それなのに、なぜ、生活の悩みを解決する家、幸せの瞬間を味わえる家を手に入れようとしないのでしょうか。
原因は3つあります。
ひとつめは、家づくりで「悩みの軽減・解決」「幸せの実感」ができるようになることを知らないからです。
2つめは、目標とする生活ビジョンが描けないからです。今までのやり方では、実現する方法がわからないからです。
3つめは、住宅業界が、個人ごとの価値観に対応できるノウハウを持たないからです。
量産ハウスメーカーの影響は大きく、間取りの定番化、性能や仕様の標準化に慣れてしまっているからです。
イエケンの「家づくり方法」の紹介
前項の理想の家を求めない3つの理由について、イエケンの「家庭の悩みを解決する家づくり」の考え方や方法を、詳しく説明します。
家づくりが人の悩みを解決する理由

ヒトコトバの図を見てください。
生活とは、人の性格や価値観(感じ方・考え方)と、生活行為(寝る・食べる・つきあう・家事など)と、生活環境(居住地・住宅)の3点で構成されます。
悩みは、相手や自分の生活行為が自分の許容範囲を超えたときに発生します。生活環境は、住む人の情緒と生活行為の仕方、そして悩みに影響を与えます。生活環境家を変えることで、それらをコントロールできるのです。
つまり、家づくりによって「家庭問題の軽減・解決」と「幸せの実感」を手に入れることができるのです。
「生活環境を変えたら、生活や気分が変わった!」という経験、あなたにもあるはずです。
目標とする生活ビジョンの作り方
〇心理学の「解決志向アプローチ」を採用
このアプローチは、夫の家事経験に焦点を当て、成功した要因(リソース)を見つけます。次に、「どうありたいか?」「何が必要なのか?どうしたらできそうか?」を夫婦一緒に考え、実現方法を探っていくやり方です。
このやり方は失敗原因を追究しないので、夫婦関係が悪くなりません。
〇活かすリソースは、人それぞれ
「リソース」とは、性格・好き嫌い・得手不得手・環境の志向性など、人が持つ資源(能力、強み、可能性)と状況をいいます。
個別の価値観に対応する方法
イエケンの「性格別リソース分析ツール」を使うと、活用できるリソースを簡単にピックアップできます。
例えば、「性格診断」をして、「関心事分析ツール」を見れば、その人の関心事や得意不得意の分野などが、自動的にわかります。なお、性格は9タイプに分類しています。
イエケンブログの参照記事
家づくり成功のキーポイント
新しい家づくりによって、悩みが少なくなり幸せを強く感じるようになると信じること、そして、自分たち夫婦で、目標とする生活ビジョンを作ることです。
ただし、このビジョンには住宅の間取りやデザインなど、具体的な要望は不要です。
作りあげたビジョンは、家づくりに必要な意思決定の判断基準になります。
業者選びの段階では、「このビジョンを実現できる住宅を、提案してもらえませんか?」と、設計事務所を含む複数の業者に、依頼することです。提案プランをチェックし、評価すれば、大きなミスをすることはありません。
まとめ

これからの家づくりには、住まいの悩みを解決するだけでなく、「悩みを減らし解決する」「幸せを実感する」ことが必要です。
なぜなら、誰かの欲望を模倣するのではなく、自分と家族の性格・価値観にあわせなければ、自分たちの生活をよりよく、より幸せにしてくれる住宅は手に入らないからです。
それを実現するための第一歩が、夫婦で一緒に創る「ビジョン作り」です。イエケンの家づくり手法を使えば、誰でもそれを描くことができます。
家族一緒に、ビジョンづくりに挑戦してみませんか。困ったことがおこれば、松尾までご連絡ください。
なお、この記事を書いている私は、一級建築士歴40年、コンサルタント歴20年、2015~2020住宅雑誌「月刊住宅ジャーナル」でコラム連載、家づくり生活向上研究会を主宰しています。